agattarisagattariの日記

良い子→東大→一部上場企業→都庁→パワハラで鬱→双極性障害→退職→障害者就労支援事業所→アルバイト→起業準備中 日々思う事を綴ります

コモンセンスに法令を合わせよ

世の中には常識というものがある。これは人によって捉え方が微妙に異なるが、最大公約数的なものが常識となる。

その常識を担保するためのものが国なら法律、自治体なら条例である。常識から逸脱しないために規制をかけ、逸脱したものには罰則を与える。

今はコロナの有事である。既存の常識は通用しない。有事を平時に戻すという目的のためには、既存の常識を逸脱することでもスピード感を持って取り組まなければならない。

そこに既存の法律を持ち出すのが官僚である。法律にはそれを運用する監督官庁がある。今回は厚労省感染症の法律では、軽症者でも感染が判明すれば入院しなければならないというのが今までの常識であった。

しかし、あまりにも多くの感染者が増えたにもかかわらず、軽症者をホテルに隔離するための通達を出すまで、病床が足りないと言われてから一月以上もかかっている。

世の中の常識は時間と共に変わる。その場合、法律を一部改正して現在の常識に合わせる。法律を改正する手続きに時間がかかるのであれば、その下部法令である政令や運用基準を法律で読める範囲で変えれば良い。(特に今の政権は法律の解釈変更が好きなようなので)

厚労省が厳格に法律を運用する際中にもコロナは蔓延している。新たな常識が何かを見極めるには、データを集め現状を把握し課題を分析しなければならない。しかし今回は現状の課題が分析されないまま、思いつきで政策が決められている。

厚労省の対応は現状に目をつむったまま既存の法律の番人をしているだけなのだ。今のコモンセンス、国民的合意は何か。それは科学的なデータを基にしか誰にもわからないのである。

ユキワカ

よければポチお願いします。励みになります。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へ
にほんブログ村