最近、郵便局も含めて、銀行のサービスが低下している。
100万円預けていても金利0.01%だと、1年で100円しか利子が付かないが、ATMでお金を引き出す時の手数料、振込みをする時の手数料、これらが知らない間に改悪されたため、利子など軽く吹っ飛ぶのだ。
人の手を煩わせないネットの振込みでさえ、いつの間にか数百円の手数料がかかるようになっていた。
なおかつ、今後は紙の通帳で預金していたり、数年間利用の無い場合には、口座維持管理手数料なるものが取られるようだ。
お金を預けていても利用する度に目減りしていく、実質マイナス金利の時代に入ってしまったわけだ。
預金利率と貸出し利率の差で儲けるビジネスモデルが崩壊し、自ら投資先を探したり、手数料ビジネスに変わってしまった。
ネット銀行以外のリアル店舗を持つメガバンク等は、リストラを進め、店舗は減らし、ATMも他行と共同化するなど、涙ぐましい努力をして収益を確保しようとしている。
自分が就職する頃は、エリートの人気企業そして時価総額で軒並み世界のトップだった銀行が斜陽産業化している。
今後地方銀行からバタバタと倒産していくだろう。おそらく国が潰さないように支援に入り、ゾンビ企業として生きながらえるのであろうが、今時銀行に就職したい学生はほとんどいないと思う。
ユキワカ
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