agattarisagattariの日記

良い子→東大→一部上場企業→都庁→パワハラで鬱→双極性障害→退職→障害者就労支援事業所→アルバイト→起業準備中 日々思う事を綴ります

認知症

2012年の有病者数は462万人で、今から6年後の2025年には約700万人に増えると予測されている。これは65歳以上高齢者の約5人に1人、80代後半では4割の人が認知症になる。また、認知症までいかなくても、誰もが加齢とともに認知機能は衰えていく。

問題の一つとして、認知症になってしまった人の財産管理がある。以前は後継人を指名しておかなければ財産を動かすことが全く出来なかった。認知症になってから遺言を書くわけにもいかない。

この人達の財産は総額数百兆円に上るのだが、これが相続が起きるまで凍結されていた。この財産を動かすことが出来るように信託法が改正され、新たに家族信託(民事信託)が出来るようになった。

これにより、信託された人(大概お子さん)は、親から信託された財産を動かせるようになり、介護施設に入居するための費用などを捻出できるようになったわけだ。凍結を解除することで、投資を喚起する国の戦略でもある。

それとNHKが夕方のニュースでやっている「ストップ詐欺被害私は騙されない」これだけ注意喚起しているにもかかわらず、騙される人がいるのが不思議でならなかったが、詐欺集団は軽い認知症の人は幾らでも騙せると考えているのだろう。認知症の人が増えるということは、この詐欺のマーケットがどんどん拡大していくことを意味する。

認知症は脳が萎縮する症状である。双極性障害も脳の障害である。まだまだ脳の仕組みは解明されていない。脳が十分に機能しないまま周りに迷惑をかけて長生きすることは、幸せな人生と言えるのだろうか。

ユキワカ

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