今日、母が生きていれば81歳の誕生日であった。もうあの悲劇から9年も経ったのか、早いものだ。
年金は12年弱しかもらっていなかったことになる。正確に言うと、父母が60歳を超えていたのが10年、父が亡くなってから1年後に亡くなったから、母独自としてもらったのは1年4ヶ月。どう考えても元が取れていない。
8050とか9060が問題となっている。いわゆる老老介護の問題だ。親の介護に自分の存在意義を見出し、場合によっては会社を辞め、親の年金で暮らす親子。親の存命中は良いが、親が亡くなったら、年金収入は断たれるし、自分の存在意義も見失う。
全てを介護に人生を捧げるのは危険である。介護が大変なのはわかる。外部に頼んだ方が金銭的にもかかることもわかる。それでも親が亡くなった時のことを考えて、自分一人になった時にすべきことは持っておいた方がいい。
もう自分には介護は無縁である。否パートナーを持てれば、そちらの親御さんの介護は必要になるかもしれない。最近は配偶者の親御さんの面倒は見ないという人が増えているようだが、なんとも淋しい世の中になってしまった。
ユキワカ
よければポチお願いします。励みになります。
↓
にほんブログ村