後期課程は自分の好きな宗派を選んで、1泊2日の修行を5回各寺院で行うというもの。
自分は真言宗を選んだ。密教に興味があり、最澄よりは空海の方がより完成度が高い。そして鎌倉仏教はすべて、天台宗から興ったものだから、真言宗が最強だと思っている。ただ、欧米では禅が仏教だと思われていることが多い。これは、禅宗の僧侶が欧米に数多くいたためと思われる。
今回も修行場所の寺院が茨城県鹿嶋市と車で2時間以上かかり、結構一人で運転すると疲れる。おまけに、昨年は14名の受講生がいたが、今年はわずか3人、受講中は寝るに寝れない状況である。
先週の初回の修行は、本堂への入道から退堂までの作法を習い、それを諳んじて出来るようにすることが宿題となった。
来月は前年の受講生で出家得度した先輩が9名いらっしゃるそうで、高野山本山から届いた度蝶(賞状みたいなもの)の授与式が行われる。度蝶とは僧籍が与えられ、僧侶の出発点に立つことだ。驚いたのは名前を自分で変えられるところ。(家庭裁判所への申請が必要)そこから本格的な修行に入っていくのだが、まだサラリーマンをやっている人もいて、自分のペースで進められるらしい。その方は会社の手間え、五分刈りだそうだ。
ちなみに、自分はまだ出家得度するつもりはない。まずは就職活動。
ユキワカ
よければポチお願いします。励みになります。
↓
にほんブログ村