agattarisagattariの日記

良い子→東大→一部上場企業→都庁→パワハラで鬱→双極性障害→退職→障害者就労支援事業所→アルバイト→起業準備中 日々思う事を綴ります

入院2回目

44歳 約5ヶ月半 調布市 J病院

病名、全般性不安障害。元祖入院森田療法での入院。一般的な期間は3カ月だが、6ヶ月まで延長が認められている。

森田療法は主に神経症に効果のある行動療法。不安や恐怖をあってはならないものとして排除しようとすると、逆にとらわれて症状が固着してしまう。そこで、不安をあるがままに受け入れながら、よりよく生きようとする欲望に従い、建設的な行動をするように生活態度を改めていく。

入院生活は、朝から晩までプログラムがビッチリと組まれており、休んで考えにとらわれている暇がない。プログラムの一つに動物の飼育がある。犬の散歩やウサギのゲージの掃除、鳩の繁殖プロジェクトなどもあった。確かにこれらをこなしていると不安から解放され元気になれた時間もあった。

晩には医師たちと患者全員を交えたミーティングがあり、一日の反省を行う。その後毎日日記を書き、担当医よりコメントをもらう。

ここまで書くと、極めて特殊な入院であることがお分かりいただけると思う。この療法は医師、看護師などのスタッフの負担が半端でないため、受けられる施設が激減している。一方でフロイト発西洋的な精神療法に対し、東洋的な森田療法が見直されてきており、入院ではなく、外来で受診する形が一般的になっている。

また、神経症患者の自助グループとして、「生活の発見会」があり、私も参加している。ただ、森田療法だけで双極性障害に対処するのは難しく、他の療法(認知行動療法など)と併用する必要があると思う。

結局この入院は3か月を過ぎた頃から主治医との関係が悪くなり、最後は物別れで終わった。

ユキワカ

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