コロナの一連の対応を見て、国は自治体に対して口は出すが金は出さない。現場を自分の目で確認しない。指示を出しても末端まで浸透していることを確認しない。そもそも指示を出すのが遅い。
自治体は業を煮やし、国の指示を待たずに動き始める。自治体にも対応の早いところと、自らの対策を打てないところと様々だ。今回のことで、有能な人と無能な人が炙り出されてしまった。
国と都道府県と市町村で同じような業務をしているケースがある。二重行政というものだ。これを解消しようという一つの試みが、大阪都構想であった。
政令市がある。ここは県レベルの業務も担っている。都道府県は広域自治体と位置づけられているが、国と市町村に挟まれた実に中途半端な存在なのだ。けして現場に近い訳ではない。
今回のことを見ても、現場のことは現場に任せた方が上手くいっている。国は緩やかなガイドラインを示すだけで良い。あとはガイドラインを参考に自治体が現場に合わせた基準を作れば良いのだ。
業務をどのようにして上手く回していくのか、国と都道府県と市町村の役割分担ついて考え直すべきである。また長期的には行政府のあり方の議論を始めてもいいと思う。
ユキワカ
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