agattarisagattariの日記

良い子→東大→一部上場企業→都庁→パワハラで鬱→双極性障害→退職→障害者就労支援事業所→アルバイト→起業準備中 日々思う事を綴ります

7年は無駄だったのか?

就職してから働けなかった期間である。内2年間は入院していた。今56なので、ちょうど1/8は病で伏せていた。3/8が学生の期間だから、1/2がサラリーマンだった期間である。

普通ライフプランを考える時、22で大学を卒業して、60まで同じ会社で働き、場合によっては65まで再雇用で働くのが典型だった。だから普通からは少し外れてしまった。

たぶん、上記のような生き方ができた人は勝ち組である。終身雇用の賜物だ。しかし、もうこのような典型的な働き方は崩れてしまった。副業可、転職、起業推奨といった時代である。

だが、このような働き方は生産性の高い人には好都合かもしれないが、圧倒的多数の人にとってはけして安心して働ける環境とは言えない。乗り遅れると、すぐに弱い立場に陥る。

ただ、勝ち組の、例えば経団連や連合の関係者の人達でも、明日が保証されているわけではない。障害を負ったり不治の病にかかるかもしれない。一度弱者に身を置いたからこそ、弱者に想いを巡らせることもできる。

休業補償や障害年金にどれだけ助けられたことか。医療スタッフやヘルパー関係の人達にどれ程勇気づけられたことか。

これらのセーフティネットを脆弱にしていく政策が如何に愚策であり、人々が安心して暮らすことができない社会かということを改めて考える必要がある。そういう想いができるようになったことで、7年は無駄ではなかったということにしておこう。

ユキワカ

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