9月22日で母が他界して10年になった。10年前、母と長野県の白馬に旅行に行き、オリンピックに使われたジャンプ台の階段を登っている途中でバタッと倒れ、心筋梗塞でそのまま逝ってしまった。
生きていれば81歳、自分が55歳なので、もし母が介護状態であれば、いわゆる8050問題の渦中にいたことになる。
同世代の友人はまだ親が存命しているケースが多い。彼らは(結婚していない人が多いのだが)いつそういう状態になるか常に心配している。その点自分は気楽なものである。
母がピンピンコロリだったが、父の介護は半年くらいはした。短かったとはいえ、当時はこの苦しみがいつまで続くのかと見通せない未来に恐怖を覚えた。
8050問題が9060問題になったら、50代後半のセカンドライフを楽しもうとする時期を失われた10年にしかねない。そのうち人生100年時代、10070(おっ、ダニエルクレイグがいる)なんて言葉もできるかもしれない。
介護は先が見えない。特に認知症になった時の負担は計り知れないと思う。一人で抱え込まず周りの人にヘルプを発信するしかない。そのためにも引きこもっているわけにはいかないのである。
ユキワカ
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