前回のインボイス制度もそうであるが、世の中クリエイティブな仕事は少ない。文系の人が着くような仕事はほぼクリエイティブでないし、公務員の仕事は殆どクリエイティブでない。
自分は地方公務員を17年間勤めたが、何か新しいことをやったかというとほぼない。それでも条例を2回制定することに係り、この仕事は多少クリエイティブではあった。
しかし、条例案の検討に当っては他の先行している自治体の条例を参考にする。全く一から作ることは、多くの人の理解を得なければならず極めて難しい。自分が手掛けた条例を参考にして国が法律を作る。そんなものまであった。
国が法律を作る度に、地方自治体は新たな仕事が増える。その仕事は時代とともにあまり意味のない仕事になったりする。しかしその仕事は延々と続く。その仕事の担当になった折にはたまったものではない。
何故続けるか?法律や条例などの制度はあの人が作ったという先輩諸氏がいる。その先輩に敬意を表してけして廃止にしない。
もちろん時代に合わなくなったとき改正はする。しかし廃案にして新しい法律等を作るのではなく、改正で対応する。廃案にすることは、その先輩を葬り去ることになるのだ。
その結果絆創膏を貼り合わせたような、極めて複雑な法律となる。建築基準法など典型的だ。何条の何項の2のイとか、一度で頭の中に入ってこない。
この複雑な事務仕事をきちんとこなすことを仕事が出来ると勘違いしてる公務員がなんと多いことか。君のやっている仕事は時間を無駄にしているだけで、何も新しいものを生み出してはいないんだよ。
ユキワカ
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