人との会話の話題で政治と宗教はタブーとされている。宗教は何を信じるかということなので個人の価値観以上でも以下でもないし、どの宗教も布教を目的とするので気まずい雰囲気となる。
一方政治はどうか。よく外国人からは日本人は政治のことを語らないと批判される。支持政党があると、それはたいがい自分に利益誘導してくれるところである。だから自分の立脚点がバレてしまい対立を促してしまうので気まずい雰囲気になるということだろう。
しかしである。政治は自分の価値観だけではなく、同時に国のあり方や政策を語る良いチャンスでもある。
ディベートを考えてみよう。自分の考えと違う立場になっても、それを主張するために素材を探し出しロジックを組み立てる。その作業をする際に、自分の立場と異なる人のことにも考えを巡らせる。
政治を語る時、この視点で語るチャンスがあるのではないだろうか。自分の利益誘導しか語らない人と話すのは最初は苦痛かもしれない。しかしその時も、大所高所の視点から対話を続けることによって、有意義な時間を過ごせたと感じることができるかもしれない。
日本人はそこを避け過ぎている。今政治が腐敗して日本が沈没しようとしている。もっと政治のことを話してもいいんじゃないか。
ユキワカ
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