自分は29年働いてきた(といっても、5年間休職しているが)。Xもないので、それなりの蓄えはある。
先日金融庁の発表で、今後は可処分所得(年金も)少なくなるので、お金は銀行に預けないで、お金に稼いでもらうよう、投資を勧める記事が載っていた。
ちょっと待て、投資は余裕資金で行うものだし、素人の9割が投資に失敗しているという事実もある。よほど有価証券や世界経済の状況、国際情勢を学ばないで勝てるものではない。
にもかかわらず、市場にお金を流入させ相場を吊り上げようという狙いでもあるのか。(既に日銀や年金資金で有価証券を買い入れ、官製相場が作られている。)これは万人を対象にしたニュースではない。
今政府のやるべきことは、国民に投資を勧めることではなく、非正規雇用を少なくし、最低賃金を上げ、少しでも将来の不安を取り除く政策である。
「最低賃金は全国平均で1,000円を目指し、年率3％以上あげていく」ことを6月にまとめる経済財政の骨太の方針に位置付けるようだ。
最低賃金1,000円でフルタイムで働いても年収200万には届かない。最低賃金を上げることで経済を活性化させた外国の事例は沢山ある。やはり1,500円とすべきであろう。(雇用する側への配慮も必要だが)
自分は今、最低賃金で働いている。
ユキワカ
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