久々に人口問題に戻る。
現在、年間の出生数は90万程である。これが、2065年には55万程になると国立社会補償・人口問題研究所が推計している。いわゆる棺桶型の人口ピラミッドである。
これを北欧の鉛筆型にするには、今の出生数90万を毎年維持するしかない。(出産できる女性の数が減るので、合計特殊出生率は2.5位を目指さなければならない)
日本の2015年の人口は1億2,700万人、中位の推計では、2053年に1億人を割る。低位だと2049年、高位だと2059年と予測されている。低位推計だと出生数は50万を割る。
この高位推計を突破し、現在の出生数を維持するためには、抜本的に今の制度を見直すしかない。以下の4点を提案する。
1 子供を持つ経済的負担をなくす。高校卒業までは(学費、医療費など)一切無償。大学は誰もが奨学金を使えるようにする。
2 3人目を産んだ方が得と思えるくらい、インセンティブとして自治体からボーナスを出す。
3 核家族から三世代家族に近い形に戻すため、都市部の空き家を自治体が借り上げ、田舎の両親を呼び寄せて格安で賃貸する。子供の世話を祖父母にみてもらうことで、女性の社会参加も進む。
4 地方の方が合計特殊出生率が高いことを鑑み、東京一極集中を是正し、地方創生を図る。地方は核都市(人口30万人程)に集約し、地方の地方(里山地域)は動物に返す。農林業をどうするかは自分でもわからない。
いずれも財源が必要ではあるが、ポイントは子供を産んでも(例えシングルマザーになっても)経済的負担にならず、子供を持つことの幸せを感じられるよう、安倍さん移民より先に少子化対策だよ。1〜4の施策をすぐにでも議論の俎上に上げてもらいたい。
キーワードは、「子供を産むと得をする」
ユキワカ
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