agattarisagattariの日記

良い子→東大→一部上場企業→都庁→パワハラで鬱→双極性障害→退職→障害者就労支援事業所→アルバイト→起業準備中 日々思う事を綴ります

銭湯の減少

自分は銭湯♨️が大好きである。都内では、H30現在、大人は460円だ。行政からも大分補助金が出ていて何とか経営できている。

考えほしい、一日お客の利用が100人だと、一日の売上が5万円、月25日稼働して、125万円。年1,500万円の売上しかない。

ここから水道光熱費や固定資産税など諸経費を引くとけして儲かる商売ではない。週休は1日、業務時間も清掃を含めれば12時間はゆうに越す。殆どが家族経営、後継ぎがいないなら廃業も仕方ない。

東京の銭湯の数は最盛期の3,000件からH29.8現在で568件まで減少した。一方都内のスーパー銭湯は103件となっている。風呂付の家が圧倒的に増えたから仕方がないが、たまには大きな湯船に浸かりたくなる。

経営が続いているところは2代目が継ぐことで、炭酸泉などの付加価値をつけた施設に改築したところが多い。駐車場を設けて広域から集客を図ったり、マンションを併設して賃貸収入を得たりしている。

銭湯が仕舞うと大体、3階建の建売住宅やマンションになり、ますます住宅が密集する。建物をそのまま利用して、ギャラリーにしたり、表参道の「トンカツのまい泉」本店のように店舗として活用しているところもある。

銭湯は日本の大切な文化である。これ以上減少しないように、皆で知恵を出して残していきたいと思う。

ユキワカ

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