彼岸とは、目指す理想の境地、煩悩の激流ないし海(此岸)から、修行によってそれを渡りきった向こう岸、つまり輪廻を超えた涅槃の境地のことである。
日本では習慣として、3月の春分と9月の秋分にそれぞれ7日間行われる彼岸会のことを指す。
この時期、墓苑の8割以上は暮石の前に花が飾られているのを見ると、熱心な信仰心を持たない日本人でも、先祖を大切に思う心は失っていないようだ。
この習慣が失われるようであれば、もう日本は仏教国とは言えないが、仏教の中身も知らずにただ習慣に従っているだけで、仏教国というのは恥ずかしいことだと思う。
ユキワカ
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