世間にはいろいろな2世問題がある。親が立派でも、子供はそうでもないというものだ。思いついたもの列挙してみる。
まずは政治家、2世は実力が無くても親の地盤を引き継ぐことができ、選挙に勝ってしまう。これを自分の実力と勘違いしてる国会議員がなんと多いことか。すぐに自分が思い浮かぶのが小渕優子のパソコンドリル破壊事件である。世襲制度はなんとかならないものか。
次に宗教、幸福の科学の大川隆法総裁は自らをエル・カンターレの至高神と呼び、様々な有名人の霊の口寄せをしている。長男の宏洋氏は映画製作や芸能活動を望んでいるが、教祖2世がマイナスに働いているという。大川氏のエピソードはありすぎて、書ききれないが、幸福の科学大学を文部科学省に不認可にされた理由に、必修科目に大川氏の「霊言」があるというのは笑える。そもそも大川氏には師僧がいないので仏教とは言えず、比例区で政界進出を目論んでいる怪しい団体である。
芸能界ではどうだろう。これは完全に実力の世界、デビューのきっかけはつかみやすいが、その後は全く本人の努力次第である。
経済界では、初代と2代目で経営方針が異なると、お家騒動に発展したりする。大塚家具の娘が社長となり、ニトリの路線をとって失敗したのは、社員にとっていい迷惑である。
スポーツ界ではどうだろう。両親がスポーツ選手だと、持って生まれたDNAはやはり素晴らしいものがある。しかし、両親の成績を超えなければというプレッシャーが常にある厳しい世界である。長嶋一茂は上手に自分の居場所を見つけたと思う。
つらつらと思うままに書いたが、親に実力があっても子供にあるとは限らない。実力の無い人が居座るのは、周りの人にとって甚だ迷惑ということである。
親が子供に期待するのは当たり前である。同じ方向を向いていれば良いが、基本は子供は自分の生き方を持つ別人格である。この衝突(反抗期)が早ければ良いが、遅いと取り返しのつかないことになる。
自分も反抗期が遅すぎた。躁うつ病になった原因のひとつだと思う。
ユキワカ
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