agattarisagattariの日記

良い子→東大→一部上場企業→都庁→パワハラで鬱→双極性障害→退職→障害者就労支援事業所→アルバイト→起業準備中 日々思う事を綴ります

空き家が増えているのに新築を建て続ける不思議

新築の住宅はあまりいらない。

H29の新設住宅着工戸数は、95万戸程である。空き家の増加(H25に840万戸全体の約13%)が問題になっているにもかかわらず、年間約100万戸の新しい住宅が建設されている。不思議な国である。

シンクタンクの予測では2033年(今から15年後)には空き家が2150万戸になり、全体の3割になるそうだ。この間、新設の住宅着工戸数は漸減し、2033には年間約50万戸となる。

住む人がいないのに、何故住宅は作り続けられるのだろう?住宅建設の市場を急激に落とせない事情もあろうが、最大の問題は地方の人口が都市部に流入することによるものであろう。

空き家は人が住まないとどんどん劣化し、住める状態でなくなっていく。賃貸に回すにしてもリフォームの出費が必要になる。

地方の空き家を放っておくと、全く売れない物件となる。土地の価値が低いうえ、空き家を解体するにも費用がかかるからだ。だから直ぐに売却するか、1万円でもいいから早く貸すことだ。

老後破産をしない暮らし方を書いたが、そういう人達に貸すのがいい。さもなければ、地方は空き家ばかりの景観となり、直ぐに限界集落になりかねないと思う。

ユキワカ

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リニア新幹線はいらない

東京と名古屋が40分で結ばれるリニア新幹線。ほとんどがトンネルだそうで車窓から景色を楽しむことはできないらしい。

また当初は名古屋までということでJR東海が建設費を全額負担するはずが、大阪まで伸ばすことで政府の財政投融資がたしか3兆円入る。

今でものぞみを利用すれば、品川〜名古屋は最短1時間40分で行ける。1時間短縮されるだけなのに、南アルプスに世界最長のトンネルを掘る必要があるのだろうか。土圧が物凄い難工事をする必要があるのだろうか。(JR東日本は札幌延伸のため時速360kmの新幹線を開発している)

愛知県はまだ人口が増えているが、リニアの開通により、ストローで吸い上げられるように、愛知県の人が東京都に流入するであろう。

東京をこれ以上一極集中させることがいいんだろうか。これからの人口減少時代に東京だけが一人勝ちする国づくりってどうなの?地方は疲弊して、コンビニはなくなる、お寺はなくなる、病院だってなくなる。地方に住む、双極性障害者はどうなるんだろうか。

リニアの技術はそれこそ海外で活用すればいい。原発なんか輸出するより、よっぽどいいと思うのは自分だけだろうか。

ユキワカ

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文系は本当にいらない?理系の基礎研究に予算がつかない?

自分は理系である。だから入試の時、日本史も世界史も勉強しなかった。今それを大変後悔している。歴史は繰り返されるというが、同じ過ちを犯さないためにも、誰かどこでどういう判断をしたからこういう時代になった、という位は説明できないと恥をかく。

ところが、文系の学問は社会にあまり役立たないという理由で予算が削られている。また、理系においても、すぐに経済効果の出ない研究費は減らされつつある。

近年、ノーベル賞を取った日本の学者は基礎研究費が減らされつつあることを皆懸念している。短期的に成果を求めるのもわからなくはないが、長期的な視点を排除することは、けして賢い選択とは思えない。

基礎研究は地味な作業の積み重ねである。場合によっては成果の出ないまま終わってしまうこともあるだろう。しかし、ノーベル賞を取るのは殆ど基礎研究の学者である。(iPS細胞とか、LED照明とか分かりやすいものもある)ここは文部科学省も大学生き残りのための事業にばかり予算をつけるのではなく、文系や基礎研究など、日本の底力を世界に見せつけるような研究にも、しっかりと予算を回してもらいたい。

ユキワカ

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大学はもういらない

1990年には62%だった大学進学率(入学希望者総数/入学定員総数)が、2009年には90%になった。いわゆる大学全入時代である。

小泉内閣の時に大学設置の基準が緩和され、1992年から2006年まで四大は70校新設され、短大から四大は114校増加した。

もちろんこれは数字上の話で、希望する学部に全員が入れる訳ではない。(獣医学部の需要は入試の倍率においてはあそこの大学は必要だったかもしれないが、教授陣を見る限り高度な教育ができるとは思えない)

田中眞紀子が文部大臣だった時に、設置審で認められた4つの大学を直前に認可取り消しするようにと、ちゃぶ台をひっくり返したことがあった。少子化が進むなか、大学はこれ以上必要ないという当然の理屈だ。結局は認可したのだが、建設されてしまった校舎やそこで働くことを予定していた人達のことを考えれば、正論を押し通すのはどうかと思う。激変は何事も難しく時間をかけてソフトランディングを目指さないといけない。

文部科学省は、若い学生が東京に集まりすぎないように、23区内の大学の新設や学部新設、定員増ををこれ以上認めない方針を打ち出した。これには小池都知事が反発している。

ただ、地方の学生が一度都会で生活してしまうと、地方に働くところが少ないこともあるが、そのまま都会で就職してしまう。そして東京一極集中はますます進み、地方は疲弊する。

結論、大学の授業が高校のレベルになったり、大学が就職予備校化するなら、専門学校に行って、職業訓練した方がいい。大学は勉強や研究が好きな人が行けばいい。さもないと五月病の学生が増えると思う。

もう一つの大学の問題は明日投稿します。

ユキワカ

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国は外務省と防衛省と歳入庁だけでいい

他の省庁もおんなじ。地方に権限を渡せばいい。西暦2001年の省庁再編前は、分かりやすかったけど、今はなんとか大臣がいっぱいいて、なんだかよくわからない。

タイトル通り、外務省と防衛省と歳入庁(国税庁国民年金機構を併合及び予算)だけ国はやればいい。そうすれば、国家公務員も国会議員も全然少なくて済む。当然天下る人も少なくなる。(TPPとかパリ協定とか新薬の認可は外務省の下部組織にすればいい)

安倍さんは議員定数を増やして逆行している。野田元総理との約束も平気で破った。このままでは日本は沈没するよ。自分や自分のお友達の利益を優先したり、地位に連綿としがみ付く人じゃなくて、命がけで日本の将来のビジョンを国民に誤魔化すことなく、分かりやすく示すリーダー、登場してくれ。

ユキワカ

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国土交通省もいらない

自分は街づくりに関係する仕事をしていたので、昔の建設省に出向くことはたまにあった。しかし、首相官邸に行くことはなかった。(いや見学会で行ったのを思い出した。そうだ曳家した首相公邸も見せてもらった)

当時は国家戦略特区なんかなくて、再開発地区計画(今の再開発等促進区を定める地区計画、簡単に言うと公園などのインフラを整備することで容積率を上げる制度)の相談に行ったりした。

その後、国も都も様々な容積率緩和制度を作って、東京を超高層ビルが乱立する街にしてしまった。というか今後もますます東京はビルだらけになる。大手のデベロッパーにはやられっぱなし。(そういうところに役人が天下っていくのだが)

神奈川、埼玉、千葉は可哀想。横浜市は頑張っているけど、後は皆東京に吸い上げられている。

2020のオリンピックの前に不動産バブルは弾けると思う。既に都心は平成3年にバブルが弾けた時以上の地価になっている。そんな物件からはハゲタカはサーっと逃げていく。

もっと均衡のある日本にしなければいけないんじゃないの。少なくとも首都圏と関西圏の二眼構造にして、地方はある程度無くなるとしても(自分の小学校も廃校になりました)地域特性を生かした街づくりを進める。

そのリーダーシップも発揮できないんだからやはり国土交通省はいらない。早く地方に権限を渡した方がいい。ただし、県に権限を渡してしまうと東京が更に独り勝ちしてしまうから、JRの分割みたいに、道州制の議論になるんだろうけど、議論だけで何にも進まないだろう。きっと。

ユキワカ

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文部科学省はいらない

何回か「いらないテーマ」で書きますね。

自分の姉は元小学校の教員で、超ブラック職場だった。自分が一年入院していたのに、見舞いに来たのは、たった一回だけ(2回かな?)。弟の命と仕事とどっちが大切なんだとは言わなかったが、さすがに何とかならないものかと思った。

最後、退院が出来たのは、姉が姉の家の近くに住まいを確保してくれたからで、それは感謝している。

2つ年上の姉と同時に仕事を辞めるとは思わなかったが、今の小学校は教員も生徒も大変な時代になった。英語の他にプログラミングまで必修科目になった。だいたい先生がプログラミングなんか教えられるわけないだろ。ただ、今後の日本を考えると、プログラミングがマスターできれば職に溢れることはないと思う。

こういう内容を指導要綱として、文部科学省が全国一律に決めるわけだが、ゆとり教育も失敗し、英語だって自動翻訳機が出来れば、必ずしも全員が必要とは思わない。

ランドセルが重いから教科書を置く置かないなんて、現場の判断に任せればいいだろ。長野県などの教育に力を入れている県は県に任せればいい。全国一律の方針を定めるから、多様な価値観に対応できないマニュアル人間を輩出する。そして教員は生徒と向き合う時間が少なくなり、ブラック職場に耐えられなくなる。

教員でうつになったら、ほぼ職場復帰は難しい。未だに局長級が天下り大学を確保するために汚職を繰り返す文部科学省はいらない。

ユキワカ

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